2013年09月30日
初登山in白雲山 2013.9.29
カヌーイストに人気の然別湖(鹿追町)の湖畔に
ひっそりと佇む白雲山(1187m)に登ってきました!
白雲山は小学生でも登れる、初心者向けの山で
私も過去に4回ほど登っている山です。
次男は年長なのでまだ無理かなと思っていましたが、
ブログを徘徊している時に
今年、同じ年長の女の子も自力で登ったということで、
我が家も挑戦しようということなりました。
でも、これまで土日の天候が不順でチャンスがありませんでしたが、
いよいよこの日がやって参りました^^
しかし不安要素もいくつかありまして......。
①おぼろげながら登山道のイメージはあるのですが、
今までは誰かと一緒、私が未経験者(家族)を引き連れて
山に登るのは初めてです。
②子供の体力(気力)が心配。
途中で「抱っこ」とか「おんぶ」って言い出さないかが心配。
③私の体力(笑)
40過ぎのメタボ体質でどうなることか....。
(20代の頃は富士山も難無く登れたんですが)
④上に同じく、
昨晩は飲み会で少しやり過ぎました.....。
大丈夫かな!?
朝は以外にも快調な目覚め、
天候も問題なさそうです!
出発準備を整え、8時過ぎに自宅を出発。
登山口に到着すると駐車場は満車.......
ここにも登山ブームの波ですか!?
係の方の案内で車を路駐して、イザ!登山口へ。
このプレハブは!?
なるほど、然別湖特別解禁だったのですね!
釣り人の車で駐車場がいっぱいだったのです。
珍しいオショロコマを湖で養殖しており
抽選で特別解禁日に釣りができるもので、
大変人気があるそうです。
さぁ、登りますよ!
その前に、入山者名簿に記入します。
私達の前に2組ほどが既に出発していました。
さて、今回のコースは湖西側の登山口から登るごく一般的なルートです。
標準歩行時間は2時間40分
歩行距離は5kmです。
この山の魅力は変化に富んだ登山道で、様々な景色が楽しめるところでしょう。
まずは、少し急な針葉樹林の登山道を進みます。
直ぐに分岐点。いよいよ始まりますね^^
倒木した木をまたいで進み
振り返ると、綺麗な然別湖に気持ちよく登っていきます。
でも、あくまでも今回のペースメーカーは、6歳の次男、
最初のうちは20分ぐらいの間隔で休憩をとります。
口癖は、「あと何分」
回答は、「もう直ぐだよ」^^
1/3程登ると、次は景色の豊かな緩やかな尾根に、
ここはみんなご機嫌で楽しく進んでいきます。
途中にこんな大木も!
紅葉も始まって綺麗な景色も望めます。
さて残りの1/3は岩場です。
ピークを目指して、気合いが入ります。
ゆっくり確実に。
頂上目前。
岩も段々大きくなっていきます。
本当はもう少し楽な迂回コースもありますが......
みんな険しい岩場をスイスイ登っていきます。
まさに最後のアタックに相応しい岩場ですね!
でも、高所恐怖症の家内は恐る恐る登っていきます。
で、家族揃って無事にピークを踏みます!
やったー!
タイムは1時間46分 (山頂までの標準タイムは1時間30分)
6歳児にしては見事なタイムです^^
さて腰を下ろせるところで、昼食タイム。
眼下に広がる然別湖は最高の景色ですね。
さてさて、お湯を沸かして
カップヌードルと
愛情たっぷりのおにぎりを
みんな揃って「いただきまーす」
みんな頑張ったので本当に美味しく頂きましたよ!
40分程、山頂で至福のひとときを過ごし、下山開始。
しかし、この後の危機はまだ誰も想像していませんでした.....。
ここからの1/3は急な下りを進んでいきますが、
登山道も大変狭く足を踏み外せば滑落の危険も!
とその時、
次男が足を滑らして滑落寸前......
何とか引き上げましたが、
手にしていた軍手の片方を紛失。
すっかり意気消沈してしまいましたが、
みんなで励まし合いながら下っていきます。
でも、次男は結構ビビッってしまってます。
下山から10数分あたりで、
家内が「牛臭いねっ」と.....
内心「やっぱり....」
こんな山頂近くで牛の臭いがするわけがないじゃないですか、
ということは
やっぱり、 ヒグマ!
必要以上に鈴を鳴らし始める私.....
走馬燈のように人生を振り返りながら
目の前にヒグマが現れた時の対処法を
高速回転で確認!
で、何とか下山の難所を過ぎて
天望山との分岐点のコルに到着!
地形図を見ていて
もっと高い位置なのかなと
思っていましたが結構低い位置でした.....
もう少し地形図を読めるようにならないといけませんね。
でもまだ、このあたりにもヒグマがでそうな気配が。
手短に休憩を終えて出発します。
ここからは長男が先頭で進み、少し緩やかですが笹藪が続きます。
みんな目印のピンクのテープ(登山道の目印)を確認しながら、
ほっとして進んでいきますが、
次男も大分限界がきているようです。
危ないところは手を取りながら
互いに励まし合います。
で、危険な香り漂う笹藪コースが終了!
これからは平坦な湖畔沿いの道を進みます。
後もう少しですね。
途中こんな綺麗な実を付けた植物が。
なんかいるよ!と長男。
然別湖には珍しいナキウサギが生息していますが、
私は一度も見たことがありませんでした。
一瞬緊張が走り、デジカメを起動しますが
どうやらリスのようでした......
写真に収めることもできませんでした。
右側は湖。
最後はこんな贅沢な風景を楽しみながら進んでいきます。
今回、私特製のバードーコールを持っていくと、長男。
幾度となくキュキュッとしますが、あまり反応がありません。
でも、定期的にキュキュッとしてました。
次男も大分疲れてきました。
結構長く感じる湖畔コースに
また「あと、何分」が口癖に、
まずいな
折角だから、自力でゴールして欲しいとなと
で、少しコースをはずれて
湖に出てみます!
で、なんとかスタートした分岐点に到着!
何故かお腹を出して喜ぶ次男
そしてお腹の出ている私........
やったね!
6歳児見事自力で白雲山制覇!
で、入山者名簿に到着時間を記録して。
念願のファミリー登山 無事終了。
私達の後にも6組ほど入山していましたが、
その中に7歳の女の子もいました。
次男は「7歳と6歳どっちが凄い?」と
「そりゃ6歳でしょと」の言葉に大喜びでした。
下山のコースタイムは1時間52分。
標準タイムからは42分超過していますが
6歳児のタイムですからまずまずでしょうか。
そして特別解禁の釣り人も続々と岸へ帰ってきます。
折角ですから、然別湖の遊覧船に乗りますよー。
湖上から望む、白雲山。
改めてみんな良く登ったと。
子供達と称え合います!
おおっ
ここは然別湖北岸野営場ではないですか!
いくつかのテントも確認できますが、
今日はカヌーが殆ど出ていませんね。
この野営場がカヌー・カヤックの発進基地となっているところです。
そして神社のある弁天島が見えてきました。
いつかカヤックで上陸してみたいですね。(未だカヤック未経験者ですが)
時間があるのでドライブ。
行くならここでしょと!
視察に伺いました。
奥に湖が見えて、思ってた以上に景観のいいサイトでした。
来年泊まれたらいいねと。
キタキツネ、キター!
でも、逃げるどころか、寄ってきましたよ.....
「餌付けされてるね、かわいそう」と家内。
綺麗な夕焼け。
を見た後は、お腹も鳴ってきました。
夕食は家内の一押し、鹿追町の「大阪屋」さんで
ホルジン鍋を!
ホルジン鍋とは、
ジンギスカンと
豚ホルモンを一緒に煮込むものです。
ここの、味付けは醤油ベースであっさり系、
みんな登山でお腹がすいたと、ばくばく食べ始めます。
〆は残ったお汁をたっぷりうどんに染みこませて頂きます。
最後に一日の
汗と泥を温泉で流し
さっぱりと帰路に着きました。
車の中で、
「来年も山に登る?」と私
「のぼるー」と子供達
大変でしたけど家族で
山を満喫できた充実の一日でした。
↓ランキングに参加しています、ポチッとクリック頂けたら幸いです^^
にほんブログ村
にほんブログ村
登山・キャンプ ブログランキングへ
最近、北海道に越してきた、北海道アウトドア
初心者です。
初登山ということなんですが、さすがは地元、すごい
ワイルドで、ただただ驚きました。
本州から来ると、北海道の山=熊っていうイメージが
先行してしまって、なかなか山に足が向きません・・・。
また訪問させてもらって参考にさせてもらいます。
それでは。

6歳で1187mの山の登山とは!
きっと私なんて300mも登れないと思います(-"-;A
娘のお友達にも山ガールがいますが、やっぱり疲れるとおんぶーとか言って親を困らせてますよ(^-^;)
次男君は頑張り屋さんですね(^^)
山頂の景色最高ですね(*^▽^*)
登ったものにしか得られない至福の時なんだろうなーいいなー(^^)
ヒグマですか!!!
牛の臭いがするんですね・・・Σ(゚д゚;)
クマよけの鈴って本当に必要なんですね・・・そこは出会いがなくてよかったです。
ホルジン鍋おいしそうですね(^^)
北海道は秋の気配ですね・・・昔、高校の修学旅行で10月に訪れた時すごく寒かった事を思い出します。
台風も発生してそちらに向かっているようなのでお気を付け下さいね。

コメントありがとうございます^^
家内も子供の頃は整備された登山道しか登ったことがなく
同じことを言っていました!
今年はドングリが不作で、あちこちでヒグマが目撃されてますね.....。
単独行動は非常に危険とのことですので、
大勢で登るか、登山者が多い時期や時間を狙って登るのも
対策かもしれません。
今後とも宜しくお願い致します^^

コメントありがとうございます^^
標高は1187mですが、
登山口が既に800mのところにありますので、
400m弱を登るといった感じです。
山頂までの標準歩行時間が1時間くらいであれば
家族でも楽しんで登山ができるのではないんでしょうか。
ぜひいつかチャレンジして見て下さい!
急な下り坂でそちらに意識がまわり、
良く臭いを嗅いでいませんでした。
牛というよりも、もしかしたら獣臭かったのかしれません....
道が笹藪で覆われていましたので足跡やフンといったもの発見できず、
本当にヒグマだったかはわかりませんが、
そうだったら怖いですね。
前後に何組かが下山していたのでそれが救いでした!
クマよけの鈴は持っていなかったので、
ドラえもんのような大きな鈴が家にあったので、
それを持っていきました^^
バックパックに付けると良く音が鳴らないらしく
そのせいかは分かりませんが、
クマを目撃してしまったというネット情報もありましたので、
私は終始手で鳴らしながら進んでいました(笑)
次は、ちゃんとした鈴を買わないといけませね!
北海道は紅葉が見頃となり、
朝晩は結構寒くなってきました。
これからのキャンプは寒さ対策が必須ですね。
今月もキャンプを予定していますが、
周りの人からは、良く行くねと不思議そうに見られています....
秋キャンプは私も久しぶりで家族では初めてとなりますが、
この時期のキャンプは空気も澄んで景色が綺麗なので最高だと思ってます!
また、リポートしますので楽しみにしていて下さいね!^^

す、すごい!
家族で登頂おめでとうございます!すっごく楽しそうー!
息子くん達も頑張りましたねー!
すごいすごーい!
ヒー!∑(゚Д゚)
クマは怖すぎです!
森のクマさんみたいに歌って踊れりクマさんならいいけど。。。

6歳ですか。すごいですね〜。
ウチにも6歳の娘がいるので、頑張りが想像できます。
家族登山って家族の絆が深まる感じがして素敵ですね。(子供連れだと相当大変なんでしょうが…やってみたいです。)
それにしても、カップラーメンとおにぎりが美味しそうでした。

いつもありがとうございます^^
下の子はプーさん好きなので、
プーさんなら大歓迎なのですが!

初めまして、
コメントありがとうございます^^
登山中は兄弟げんかはありませんでした。
長男も次男を色々な面で助けてくれたので
家族にとっても大変いい思い出になりました。
まずはハイキングやトレッキング的なものから
初めてもいいのかもしれませんね。
山頂でのカップラーメンは2倍3倍と美味しいものでしたよ!
今後とも宜しくお願いします^^

はじめましてこんばんわ
直近の他の記事も読ませていただきました。
家族で山登り経験ないので
今年は、小学生の遠足で行くような
山にでも登ってみようか!の計画していましたが
まだ、行けてないです。
そろそろ行かないと、今年が終わってしまう〜。
子供は、(あと、何分で着くの〜)って
よく言いますよね^^
うちの子供は二人して言いそうですw
ツインピルツ、私も購入予定です。
次回の記事は初張りレポですね。^^
デカ過ぎず、
タープとして、シェルターとしての両方の用途に使えそうだし、
スカート有りで、少し位の寒さなら大丈夫そうな
所に惹かれてます。

初めまして、
そしてコメントありがとうございます!
うちは、実は初めに幼稚園児が遠足に行く、
数百メートルの山(丘といっても過言ではない)
に行きました。
子供の体力と気力を考えながら(私もそうなのですが、、、)、
徐々にレベルアップしていきたいですね!
ツインピルツ、正にそういう
目的で購入致しました。
次回上手くレポートできたらと思っています。
お気に入りに入れさせて頂きますので、
今後ともよろしくお願いいたします!